治療
治療の前に・・・
主治医をみつけよう
脳性麻痺は、完全に治療するのが困難な病気であり、一生付き合っていくものです。そのため、いつでも相談できる信頼のおける主治医をみつけるようにしましょう。ご家族も主治医との関係を大切にしてください。定期的に同じ医師のもとに通うことで、本人も気づかないよう重要な変化に気づいてくれることもありますし、何よりも本人の精神安定につながります。主治医をみつけ、定期健診を欠かさないようにしましょう。
日常のコトは自己管理が基本
日常の管理は自分での管理が基本となります。医師や理学療法士から指導を受けた方法を試す、定期的に運動をする、マッサージを受ける、住宅などの改善を行う、管理ノートをつけるなど、できることは自分でやりましょう。
脳性麻痺の治療
脳性麻痺の治療は、大きく「医学的治療」と「療育」に分かれます。両者ともに、脳性麻痺そのものを治すというよりも、障害の進行を抑えること、軽減することなどが目的になります。以下にそれぞれの治療法を簡単にご紹介します。これから治療を受ける方は参考にしてみて下さい。
医学的治療
医学的治療では、以下のようなものがあります。症状の改善、二次障害の予防などが目的です。
| 種類 | 内容 |
| 筋緊張のコントロール | 薬物を使った治療になります。薬は患者の状態よって異なります。筋緊張を和らげる効果があるとされるボトックス注射による治療も行われることがあります。ボトックスについてはこちらのボトックスの効果は?に詳しく掲載しております。 また、フェノールブロックも痙縮を改善させる方法として注目されています。 ボトックスやフェノールブロックにつきましては、まだよくわかっていないことも多くあり、副作用が懸念されます。専門家の意見もまちまちにように思われます。よく主治医と相談してから治療にのぞむのがよいでしょう。 |
| 装具療法 | その人の症状に応じた装具を装着して関節などの変形予防を行います。また、各部位の機能訓練の補助としても使用されます。 装具については、医学的根拠・エビデンスが少ないものもたくさんあります。安易に装着するのではなく、よく医師からアドバイスを受け、相談して双方納得するカタチで選択するようにしてください。 |
| 整形外科的治療 | 障害が生活に支障をきたすようであれば手術が行われることもあります。下肢が中心で、股関節・膝関節・足関節などの手術が一般的です。障害が起こってからではなく、予防の一貫として手術を考えましょう。 |
| 合併症の治療 | てんかん、水頭症、嚥下障害、呼吸障害などの治療を行います |
※ 嚥下障害-食べ物を飲み込む機能の障害
療育
療育には以下のようなものがあります。日常的にトレーニングをして生活の質を向上させること、二次障害を防ぐことなどが目的になります。
| 種類 | 内容 |
| 理学療法(PT) | 理学療法士(PT)の指導によって運動能力を伸ばすあるいは安定さえる、悪化を防ぐ機能訓練が行われます。二次障害を軽減するためにも重要な治療です。方法もさることながら、PTとの信頼関係も大切になります。 |
| 作業療法 | 日常生活動作の改善を試みる体操などが行われます。 |
| 言語聴覚療法 | 摂食・嚥下訓練や言語訓練などが行われます。 |
| 心理療法 | 知能検査・認知検査のあと、問題のある部分を修正します。 |
自分でできる治療
できる範囲で、家庭や職場においてリラックスできる姿勢を保てるよう工夫することはできます。専門家からのアドバイスをもとに、姿勢保持、頭や首の安定を保つ、休息しやすい環境をつくるなどしてからだへの負担を軽減していきましょう。
また、健康の維持には運動も欠かせません。専門家のアドバイスを受けて腰痛体操やストレッチ体操を取り入れましょう。また、プールは関節への負担が少ないので多くの専門家が進めています。これは自分だけでは危険なので、講習を受け、必要であれば介助者を手配を行いましょう。







治療
薬物を使った治療になります。薬は患者の状態よって異なります。
障害が生活に支障をきたすようであれば手術が行われることもあります。下肢が中心で、股関節・膝関節・足関節などの手術が一般的です。障害が起こってからではなく、予防の一貫として手術を考えましょう。
理学療法士(PT)の指導によって運動能力を伸ばすあるいは安定さえる、悪化を防ぐ機能訓練が行われます。二次障害を軽減するためにも重要な治療です。方法もさることながら、PTとの信頼関係も大切になります。






